

FPの税金は、苦手になりやすい分野です。
理由はシンプルで、範囲が広く見えて「全部覚えないと」と思うから。
でも試験は、税金の専門家レベルを求めていません。
税金で点が伸びない人は、暗記量ではなく狙う範囲がズレています。
税金は、全部を理解してから問題を解く、という順番だと終わりません。
先に「ここだけ取る」を決めると、点が安定します。
方針:税金は「構造(式)→よく出る控除→ミスの型」の順で固定して回す。
税金が苦手な人は、いきなり例外・細かい要件に入りがちです。
すると用語が増え続けて、混乱します。
結論:細部は後回し。まずは“税金の式(構造)”を固定する。
所得税の計算は、まず箱(式)で整理できます。
所得税の基本構造:
収入 → 必要経費 → 所得
所得 → 所得控除 → 課税所得
課税所得 → 税率 → 税額(ここに税額控除など)
コツ:控除は2種類ある(所得控除=課税所得を減らす、税額控除=税額を減らす)。
税金で混乱する最大ポイントは控除です。
ここを分けるだけでスッキリします。
| 分類 | 何が減る? | ざっくり効果 |
|---|---|---|
| 所得控除 | 課税所得 | 税率をかける前の土台が減る |
| 税額控除 | 税額 | 出た税額から直接引ける |
固定フレーズ:所得控除=土台を減らす、税額控除=税額を直接減らす。
税金は、出題の型がある程度決まっています。
まずは頻出を落とさないのが正解です。
まず取りに行く論点:
ポイント:まずは「どっちの控除か」「どこが減るか」を当てるだけで点になります。
住民税で迷う人は、所得税と別物として構えすぎです。
基本は「所得に対して課税」という点で同じです。
住民税の捉え方:
・所得税:国に納める
・住民税:自治体に納める
・細かい違いはあるが、まずは“構造”で判断する
結論:税金は“正確さ”より“構造の当て”で点が取れます。
税金の過去問の回し方:
1) 所得→控除→課税所得→税額、のどこを聞いているか当てる
2) 控除は「所得控除」か「税額控除」か当てる
3) 迷ったら“基本構造”に戻して判断する
結論:税金は「取る範囲」を決めた瞬間に伸びます。