FP試験の時間配分のコツ|最後まで解けない人の“捨て方”設計(CBT)

FP試験の時間配分のコツ|最後まで解けない人の“捨て方”設計(CBT)

FP2級・3級CBTで時間が足りない原因は「難問に張り付くこと」。開始〜見直しまでの時間配分、捨て問の作り方、マーク(選択)ミス回避、当日のペース調整を具体的に解説。

時間配分のコツ|最後まで解けない人へ(FP2級・3級CBT)

FP試験で落ちる人の多くは、知識より先に時間で崩れます。

「あと10分あれば…」ではなく、実際は最初の10分の使い方で決まっていることがほとんどです。

この記事では、FP2級・3級(CBT)で最後まで解き切るための時間配分を、具体的な手順に落とし込みます。

時間が足りない原因は1つ:難問に張り付く

時間不足の正体はだいたい同じです。

「解けそう」な問題に粘ってしまい、確実に取れる問題の時間が消える

FPは満点を取る試験ではなく、合格点を超える試験です。

だから必要なのは、知識より先に“捨て方”の設計です。

結論:最初に「取る問題」「後回し」「捨てる候補」を分ける。これだけで最後の焦りが消えます。

基本の時間配分:3周回し(1周目で勝負が決まる)

おすすめは、最初から見直し前提で走るのではなく、3周に分けるやり方です。

周回 目的 やること
1周目 点を取りに行く 即答できる問題だけ高速処理。迷ったら印を付けて次へ
2周目 回収する 1周目で飛ばした「迷う問題」を、条件を絞って回収
3周目 見直し 選択肢の読み違い・ケアレスミスだけ潰す

ポイント:1周目で“全部解こう”とすると詰みます。1周目は解ける問題を拾い続けるだけでOKです。

1周目のルール:迷ったら10秒で切る

1周目は、迷った瞬間に切るのがコツです。

ここで粘ると、後半で「簡単なのに時間がない」が起きます。

  • 読んだ瞬間に方針が立つ → そのまま解く
  • 選択肢で迷う → いったん飛ばす(印)
  • 計算が重い/条件が多い → 飛ばす(印を強め)

切り方の合図:「いま解けば取れそう」という気持ちが出たら危険信号。そこで粘るほど全体が崩れます。

“印”の付け方:後回しを2種類に分ける

飛ばすときは、頭の中で整理せず、ルールで分類します。

意味 2周目での扱い
迷うが取れそう 優先して回収(回収できれば勝ち)
× 時間が溶ける/自信なし 最後まで残るなら捨て候補

狙い:2周目の時間を「△」に集中させること。×を触るのは、時間が余ったときだけです。

2周目のコツ:回収は“条件を絞る”だけでいい

2周目は、完璧に理解して解くのではなく、合格点に必要な回収をします。

  • 選択肢を全部読む前に、設問の要求(何を聞いているか)を先に固定
  • 計算は「最後まで」やらず、途中で選択肢を消せるなら消す
  • ひっかけは“言い回し”で起きる。数字や条件語(原則/例外、必ず/必ずしも等)だけ拾う

勝ち方:2周目は「1問に時間をかけない」。回収できないなら×扱いに落として前に進みます。

3周目(見直し)のやり方:見直しは“全部”やらない

見直しで時間が消える人は、見直し対象が広すぎます。

狙うのは次の3つだけです。

  • 選択肢の読み違い(否定語・条件語)
  • 押し間違い(選択のズレ)
  • 計算の桁・符号(+/-、単位)

逆にやらない:分からない問題を“考え直す”。これは泥沼になります。×は×のままでOKです。

当日のペース調整:途中で崩れたときの立て直し手順

時間配分は、予定通りにいかないこともあります。

崩れたときは、感情で粘らず、手順で戻します。

  • 深呼吸して、次の1問だけを見る
  • △だけ回収に切り替える(×は触らない)
  • 「解く」より「消す」へ(選択肢を減らすことに集中)

立て直しの核心:焦りは“判断の遅れ”で増えます。判断を早くすると、焦りは減ります。

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