

FPの不動産は、勉強しているのに点が伸びにくい分野です。
理由はシンプルで、暗記量が多く見えて「全部覚えよう」としがちだから。
でも試験は、不動産の専門家知識を求めていません。
不動産で点が伸びない人は、暗記より過去問の拾い方がズレています。
不動産は、範囲を広げるほど迷います。
だから先に「出る箱」を作って、そこだけ拾います。
方針:不動産は「権利・賃貸・登記・税・建築」の5箱で整理し、過去問で拾う。
不動産は言葉が多いです。
宅建っぽい用語も混ざり、暗記で押し切ると破綻します。
結論:不動産は、暗記の量より「どの箱の話か」を当てる方が早い。
| 箱 | 何の話? | よく出るキーワード |
|---|---|---|
| 権利 | 誰がどんな権利を持つ? | 所有権、共有、抵当権 |
| 賃貸 | 借りる・貸す | 借地借家、更新、原状回復 |
| 登記 | 第三者に対抗できる? | 登記、対抗要件 |
| 税 | 不動産にかかる税 | 固定資産税、登録免許税、不動産取得税 |
| 建築 | 建てられる・建てられない | 用途地域、建ぺい率、容積率 |
狙い:問題文を見て「どの箱の話か」を当てられるだけで、正答率が上がります。
権利は、細かい条文より“方向”を当てると強いです。
判断の型:権利=「誰が優先される?」「第三者に言える?」を考える。
賃貸は、原則の方向を押さえると引っかけに強くなります。
固定フレーズ:賃貸は借りる側(借主)が守られやすい。
もちろん例外はありますが、試験はまずこの方向で迷いが減ります。
登記の話は、だいたいこれです。
固定フレーズ:登記=第三者に主張できる条件(対抗要件)
コツ:問題文に「第三者」「対抗」「優先」っぽい言葉が出たら、登記の箱。
税は、名前よりタイミングで整理すると早いです。
| 税 | ざっくりタイミング | イメージ |
|---|---|---|
| 不動産取得税 | 取得したとき | 買った/もらった |
| 登録免許税 | 登記するとき | 登記の手続き |
| 固定資産税 | 持っている間 | 毎年かかる |
ポイント:税は「取得」「登記」「保有」の3タイミングでほぼ整理できます。
建築は広く見えますが、まずは頻出の数字系を拾います。
コツ:建ぺい=底、容積=合計。ここが固定されるだけで安定します。
不動産の過去問の回し方:
1) 5つの箱(権利/賃貸/登記/税/建築)を当てる
2) その箱の“固定フレーズ”で方向を決める
3) 細部は後回しで回転数を増やす
結論:不動産は「全部覚える」ではなく「拾えるところを確実に拾う」で勝てます。