

FP試験は、知識が足りないよりも、当日のミスで落ちるケースが多いです。
しかもミスは「注意しよう」で減りません。
減るのは、ミスが起きる場面を決め打ちして、手順で潰すときだけです。
この記事では、FP2級・3級(CBT)でよく起きる“当日ミスあるある”を、準備と当日の動きに落とし込みます。
ミスはランダムに起きるようで、実際はパターンが固定です。
まずは「よくある型」を知って、そこだけ対策します。
| ミスの型 | 起きる瞬間 | 対策の方向性 |
|---|---|---|
| 読み違い | 否定語・条件語を見落とす | 読む順番を固定する |
| 早とちり | 見たことある論点で決め打ち | 設問要求を先に確認 |
| 見直し地獄 | 不安で全問見直し | 見直し対象を絞る |
| 焦りで崩壊 | 時間が押して粘る | 捨て方を決める |
結論:当日ミスは「注意力」ではなく「手順」で減ります。手順を決めた人から勝ちます。
FPでいちばん多いのが、これです。
問題自体は分かっているのに、設問の言い回しで落とす。
対策(読む順番を固定):
1) 最初に「適切/不適切」「正しい/誤り」を指で追う
2) 次に「原則/例外」「必ず/必ずしも」など条件語だけ拾う
3) それから本文を読む
過去問を回しているほど起きます。
「これ知ってる」で、設問要求を確認しないまま選ぶ。
対策:設問の最後の1行(何を聞いているか)を先に読む。
“聞かれていること”が固定されると、決め打ちミスが激減します。
計算問題は、真面目にやるほど時間が消えます。
合格点ゲームなので、計算は「完答」より「最短で正解に寄せる」発想に切り替えます。
対策の本質:計算は「時間を使って正解を作る」ではなく、時間を使わず不正解を消す。
焦りの原因は、知識ではなく「判断の遅れ」です。
迷うほど手が止まり、時間が減り、さらに焦ります。
対策:迷ったら切るルールを固定する。
「10秒迷ったら△にして次へ」だけで、崩壊が止まります。
見直しは、やり方を間違えると毒です。
不安で触って、合っていたものを変えてしまう。
見直しルール(触るのは3種類だけ):
・否定語/条件語の見落としが疑わしい問題
・押し間違い(選択肢ズレ)が疑わしい問題
・計算の桁/符号/単位が怪しい問題
逆に、「自信がないから」は見直し理由にしません。
根拠がない修正は、正答を壊します。
これで十分:準備を増やすほど安心したくなりますが、当日は“型”がある方が強いです。